2001年第4回ボランティア学習学会愛媛大会を契機に、愛媛県内でボランティア活動に取り組んでいる団体や実践家、市民が集い、県内外のボランティア活動の実践発表などから学び合うボランティア学習のつながりが生まれました。その中核となったのが、愛媛ボランティア学習研究会(設立は協会代表であった讃岐幸治氏)です。
障がい当事者と学校関係者でつくる福祉教育・ボランティア体験学習、世代を超えて地域の宝物をつなぎながら新たな価値を創り出すふるさと学習、障がい者施設の人々が手仕事を通して心を寄せ続ける被災地支援、コロナ禍にあっても誰もが笑顔で暮らせる地域づくりを訴え続けたシトラスリボンプロジェクト、官民協働の実行委員会で運営してきた十日間にわたる無人島体験事業、障がいの有無を超えて俳句や芸術を共に楽しむ学びのコミュニティづくりなど、県内外にボランティアの風を吹かせてきました。
とりわけ、「一隅を照らす取り組みに光を当てよう」という讃岐代表の呼びかけで始まった「地域教育実践交流集会」は本年度17回目を迎え、互いの実践を語り合い、力を分かち合う「ひと(人)儲けの会」として毎年200人以上が集います。そこでは、つなぐ仕組みが動き、つながる経験を生かし、未来につなげる挑戦が重ねられ、誰もが対等な主体として心地よく「共に生きる」ことができるコミュニティづくりへ向けて歩み続けています。
第4回大会から23年経った愛媛のボランティア学習の現在地を検証していただきます。
受付開始 12:20
開会行事 13:00〜13:50
歓迎アトラクション 全員参加型即興句会
愛媛が誇る文化の一つ、俳句。
俳句ファシリテーターのキム・チャンヒさん(有限会社マルコボ.コム)の手にかかれば、誰もが笑顔で「わたしの一句」を詠めるのです!
俳句の聖地で名句誕生!?インクルーシブな俳句の世界を体験しましょう!
歓迎メッセージ 実行委員長 遠藤敏朗
協会代表挨拶 日本ボランティア学習協会 代表理事 興梠 寛
アレック・ディクソン賞授賞式 13:50〜14:20
シンポジウム 14:30〜17:00
「つなぐ・つながる・未来につなげる〜共に生きるコミュニティづくりを目指して〜」
宇和島市中央公民館「ホリバタ」西尾祥之
愛媛大学教職大学院 院生
東温市地域活動支援センター「おかけや」小椋さやか
NPO法人えひめ子どもチャレンジ支援機構事務局 仙波英コ
ファシリテーター 大坪直子(日本ボランティア学習協会常任理事)
地域社会をキャンパスに、地域課題を見つめ、自らの主体性や市民性を伸ばしながらボランティア活動に取り組む愛媛の実践を紹介!
彼らをつないだものは?彼らがつながったものは?そして、彼らの「今」を未来につなげるためには?
共に生きるコミュニティづくりに何が必要なのかを探ります。
懇親会
会場 ホテルマイステイズ松山(松山市大手町1丁目10-10)*総合福祉センター(開催会場)から徒歩約15分
時間 18:00〜20:00
会費 7,000円(懇親会会場の受付でお支払いください。)
11月17日(日)
自由研究発表 9:00〜10:00
学会員による研究発表です。
発表を希望する学会員は、11月8日までに協会事務局(担当:栗田)へお申し込みください。
なお、学会員ではない一般参加者も発表を聴くことができます。
分科会 10:10〜12:10
@未来につなげる生涯学習
進行 関 pカ 助言 大畑伸幸(特定非営利活動法人おむすび)
発表 ゆめ・やりたいこと実現センター(紀の川市)
地域活動支援センターステップ・一般相談支援事業所サポート(松山市)
A未来につなげるバリアフリー活動
進行 遠藤敏朗 助言 橋本洋光(亜細亜大学)
発表 松山市ボランティア活動体験学習研究会 きらり(松山市)
神奈川県立あおば支援学校地域学校協働本部あおばまる(神奈川県)
B未来につなげる防災活動
進行 田房克寿 助言 仲 伯維(松蔭大学)
発表 災害語り部「語り部018のむら」(西予市)
愛媛の防災ユースリーダー育成活動(松山市 他)
C未来につなげる地域づくり
進行 浅野長武 助言 立柳 聡(福島県立医科大学)
発表 公民家サークル(松山市)
一般社団法人JAPANマーマレード協会(八幡浜市)
D未来につなげる学生の活動
進行 仙波英コ 助言 今西幸蔵(高野山大学)
発表 久米わくわくチャレンジサタデー(松山市)
双海町ジュニアリーダー会(伊予市)
閉会行事 12:20〜13:00 大会議室
学びのふりかえりと分かち合い 名賀 亨(日本ボランティア学習協会副代表理事)
讃岐幸治先生が大事にした『おでんの味』
一種類ではなく異なる種類の具が一緒に煮込まれるからこそ豊かな味わいが生まれます。
ボランティアをはじめ、民間非営利組織を支える人たち、ボランティア・NPO推進機関関係者、ボランティア・コーディネーター、大学や研究機関関係者、学生、学校教育や社会教育機関、社会貢献企業、労働団体など、多様な人たちのご参加を心からお待ちしています。
参加申し込み方法
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- 申し込み方法
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このページ最下部の申し込みフォームをクリック、または右のQRコードから申し込みフォームにアクセスしてください。
- 参加費(資料代)
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会員:500円 非会員:1,000円 大学生・高校生は無料
(会場参加/オンライン、全日程/一部参加、いずれも同じ金額です。)
★会場参加の方は、会場受付で参加費をお支払いください。
★オンライン参加の方は、下記までお振込みください。
<振込先 日本ボランティア学習協会 ゆうちょ銀行口座番号:00110 9 187792>
振込手数料につきましては、ご負担くださいますよう、よろしくお願いいたします。
- 開催形態
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第1日目のみハイブリッド型(オンライン参加も可)での開催を予定しています。
- 問い合わせ
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第27回日本ボランティア学習学会愛媛大会 事務局 柴崎あい
〒791-0211 愛媛県東温市見奈良1429-24 地域活動支援センターおかけや内
E-mail:ehime.aishiba@gmail.com
TEL/FAX:089-955-0887