2014年11月8日(土)午後より、翌9日お昼にかけて宮崎公立大学交流センターにおいて、「未来をつくる若い世代を育むボランティア学習」をテーマとして、基調報告、アレック・ディクソン賞授賞式、宮崎県高文連国際・ボランティア部会高校生実践報告、シンポジウム、分科会などが行われました。
基調報告
基調報告では、宮崎公立大学の辻 利則氏がボランティアに関する現状や宮崎での実践例などについて話されました。
アレックディクソン賞
推進部門で、熊本県八代市の「次世代のためにがんばろ会」が選ばれ、松浦ゆかり代表が受賞スピーチを行いました。
シンポジウム
シンポジウムは、本大会テーマについて、熊本市国際交流事業団事務局長の八木浩光氏、大分文理大学の高見大介氏、Salesforce.com foundation日本支部の丸野遥香氏の3人を迎え、高田研理事(都留文科大学)の進行で約2時間半、行われました。参加者は約110名でした。(シンポジウムの内容は2015年12月発行の研究紀要第16号に掲載予定です。)
自由研究発表
自由研究発表として、高田研理事と興梠寛代表による発表がそれぞれ行われました。
第1分科会
第1分科会は、11名の参加のもと、「若者が主役のボランティア活動〜世代を超えて」をテーマに、辻利則氏(宮崎公立大学ネットワーク研究室学生)の発表、およびそれをもとに三つのグループにわかれてグループディスカッションが行われ、活発に意見交換がなされました。
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第2分科会
第2分科会は23名が参加し、「世代間交流で進める防災ボランティア活動」をテーマに、佐藤己美氏・出水和子氏(一般社団法人みやざき公共・協働研究会)、肥田公英(MRT宮崎放送役員待遇ラジオ局長)、川路善彦氏(宮崎日日新聞社報道部次長)の4名の報告が行われ、その後図上訓練と防災かるたの作成が行われ、多くの示唆に富んだ有益な分科会となりました。
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第3分科会
第3分科会は高校生を中心に18人が参加し、「産学官をつなぐ環境ボランティア」をテーマに、 熊本県八代市の環境ボランティアグループ「次世代のためにがんばろ会」代表松浦ゆかり氏の事例発表と質疑応答の後、参加者がグループに分かれ、ワークショップを行いました
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第4分科会
第4分科会は、「人間としての在り方生き方とボランティア学習」をテーマにして、多田元樹氏(淑徳大学・淑徳小学校担当)、高橋功昌氏(宇都宮大学附属中学校)、栗田充治氏(亜細亜大学「道徳教育の理論と実践」担当)の3名の提題者による発表をもとに、永井順國氏(政策研究大学院大学)、弘中郁美氏(島根県津和野町立青原小学校)の2名のコメンテーターの意見を踏まえながら、参加者を交えて幅広い意見交換が行われました。
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