日本ボランティア学習協会(JVLS) Japan Volunteer Learning Society
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日本ボランティア学習学会 <実施報告>



第16回ボランティア学習学会 in Tokyo

グローバル社会に育む生きる力
〜グローバル社会の学びとボランティア学習の可能性〜


第16回日本ボランティア学習学会inTokyoの概要

2013年11月23日(土)午後より、翌24日午前にかけて順天中学・高等学校王子キャンパス本館において、
「グローバル社会に育む生きる力〜グローバル社会の学びとボランティア学習の可能性」をテーマとして、基調講演、アレックディクソン賞授賞式、シンポジウム、分科会などが行われました。

基調講演
Project Trust日本担当責任者のDoug Young氏が、「英国のギャップイヤー」と題して、英国でのギャップイヤーの現状と順天中学高等学校での実践例などついて話されました。
アレックディクソン賞
実践部門では香川県立志度高等学校「げんない学園」、研究部門では齊藤ゆか会員の研究紀要投稿論文『「社会参画型教育プログラム」展開の方法論〜産学官民連携による世代間交流の実践事例から』、が選ばれ、げんない学園校長の渡辺栞さん(志度高校生)と齊藤ゆか会員がそれぞれ、受賞スピーチを行いました。
シンポジウム
シンポジウムは、「グローバル社会の学びとボランティア学習の可能性」をテーマとして、熊本市国際交流事業団事務局長の八木浩光氏、伊那市立伊那図書館長の平賀研也氏、順天中学・高等学校国際部長の中原晴彦氏の3人を迎え、橋本洋光副代表理事(東京女学館中学・高等学校教諭)の進行で約2時間、行われました。  八木氏は、国際交流において他者理解を妨げる3つの壁、言葉、制度、文化を指摘し、「自他実現」をめざしてwin-win関係を築くプロセスの大切さを強調しました。それに応じて、平賀氏は、地域を突き詰めると世界に出会う実践例を紹介し、win-win+winの、当事者以外のひとにもプラスする視点を提案しました。中原氏は、グローバル化を迫られる中、どうせなら、強制されるのではなく、自主的に楽しんで国際交流活動を進めたいと、これまででの順天学園での取り組みを紹介しました。 (シンポジウムの内容は来年11月発行の研究紀要第15号に掲載予定です。)
第1分科会
第1分科会は、「学校が拓くコミュニティ・キャンパス」をテーマに、セコンドハーベストジャパン(2HJ)の高原恵氏・渡邊能幸氏およびレフュジーズインターナショナルジャパン(RFJ)のJane Best氏の事例発表の後、参加者間で様々な意見交換が行われました。
第2分科会
第2分科会は15名が参加し、「ワークショップで描こう!ギャップイヤーの未来」をテーマに、NPO法人GOOD!代表磯田浩司氏及び桐蔭横浜大学大野哲也氏の事例発表の後、プロジェクトトラストのダグ氏とイングリット氏も加わり、参加者間で活発に意見が交わされました。
詳細はコチラ。
第3分科会
第3分科会は26人が参加し、「学びのコミュニティづくりの新たな可能性」をテーマに、NPO法人えひめ子どもチャレンジ推進機構事務局長仙波英徳氏、伊那市立伊那図書館長平賀研也氏、 熊本市国際交流振興事業団事務局長八木浩光氏の事例発表の後、参加者間で、示唆に富んだ様々な意見交換が行われました。詳細はコチラ。
第4分科会
第4分科会は高校生40人を中心に50人が参加し、「JKと学ぼう☆ボランティアいつやるか、今でしょ!」をテーマに、高校生実行委員の進行により、東京女学館高校及び都立新宿山吹高校の活動発表、心肺蘇生法学習・手話コーラス、体験学習発表・意見交換が行われ、終始和やかな雰囲気の中で熱心な取組と討議が行われました。詳細はコチラ。

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