日本ボランティア学習協会(JVLS) Japan Volunteer Learning Society
協会概要 主な取組 紀要論文募集 学会の開催 書籍案内 掲示板 表紙へ戻る
表紙 » 日本ボランティア学習学会

日本ボランティア学習学会



第12回「日本ボランティア学習学会東京・世田谷大会」

生きることの意味と社会の価値を探求する
ボランティア学習



第12回日本ボランティア学習学会東京・世田谷大会 開催趣旨

『日本ボランティア学習協会』は、全国各地の学校教育や社会教育等にかかわる人や組織が集い、ボランティア学習の学術的な研究と実践的探求活動との融合をめざす研究ネットワークとして1998年に誕生しました。
協会では、これまでのボランティア活動のもつ潜在的な教育力についての国内や海外での調査研究や情報提供、教育実践プログラムの開発、国や自治体への政策提言などの諸活動をすすめてきました。
2009年度は、開催地を東京・世田谷に移して「生きることの意味と社会の価値を探求するボランティア学習」をテーマに『日本ボランティア学習学会』を開催します。
ボランティア学習は、社会への貢献活動をとおして自己の可能性と存在の意味を探り、社会の一員としての責任意識を育み学ぶことの喜びと意味を探求する学びです。
いま、学校教育や社会教育を含めた生涯にわたる学びの世界は3つの“ゆらぎ”のまえで混迷を深めているのではないかと考えます。そのひとつは“生きることの意味”のゆらぎです。そして“社会の価値”のゆらぎ。さらには“学び”のゆらぎです。
私はなぜ生まれ、この世に生を受け、なぜ生きなくてはならないのか。混迷を深める海図のない社会のなかで、何を見つめ発見していかなければならないのか。求めていく価値とは何なのか。私が学ぶことの意味とは何なのか。
今回の研究フォーラムは、ボランティア学習のもつ“自己”“社会”“学び”の発見への道筋を多様な視点から探っていきたいと思います。学校・地域・家庭における教育の未来を切り拓く理論研究や実践活動をすすめている多様な分野のみなさまのご参加をお待ちしています。

 
期日 2009年11月21日(土)〜22日(日) 2日間
会場   昭和女子大学、世田谷ボランティアセンター
主催   日本ボランティア学習協会
共催   昭和女子大学、社会福祉法人世田谷ボランティア協会
後援  

東京都教育委員会、世田谷区教育委員会、
(予定)世田谷区社会福祉協議会、東京ボランティア・市民活動センター

事務局  
第12回日本ボランティア学習学会東京・世田谷大会 事務局
社会福祉法人世田谷ボランティア協会 「フォーラム」係
電話: 03-5712-5101  FAX: 03-3410-3811
E-mail: forum◆otagaisama.or.jp  ◆を@に変更してご送信下さい。
日本ボランティア学習協会(JVLS)事務局
亜細亜大学1号館 栗田研究室内
電話・FAX: 0422-36-7326
E-mail:  info◆volunteer-learning.jp  ◆を@に変更してご送信下さい。
 
 

 

大会プログラム概要

21日(土)
会場

昭和女子大学 オーロラホール

12:20〜 受付開始  開会式
13:20〜14:20 記念講演
テーマ「新しい学習指導要領が描くボランティア学習の世界」
(新学習指導要領の改訂に伴い、どのようなボランティア学習の展開が可能なのか、教科調査官・視学官を務めた森嶋氏に解説いただきます。)
講師 森嶋 昭伸 氏
(日本体育大学教授・前文部科学省初等中等教育局視学官)
14:30〜15:00 『アレックディクソン賞』授賞式
“世界のボランティアの父”と呼ばれたアレックディクソン博士の業績を記念し、ボランティア学習について優れた研究・実践・推進活動を行った個人・団体を選考委員会の審査を経て表彰します。
15:00〜17:30 ボランティア学習シンポジウム2009
テーマ「生きることの意味と社会の価値を探求するボランティア
青少年が自らの可能性を知り、生きる力や社会力を育み、普遍的な価値を多様な体験を通して発見するために何ができるか。その社会的環境づくりに取り組む現場の視点から意見を交わし合います。
シンポジスト 柳久 美子 氏(東京都立芦花高等学校校長)
開澤 真一郎 氏(NICE日本国際ワークキャンプセンター代表)
佐藤 由美子 氏(人の泉・オープンスペース“Be!”代表)
コーディネーター 興梠 寛 氏(昭和女子大学コミュニティサービスラーニングセンター長)
18:30〜20:00 参加者情報交換会
参加者相互の交流と情報交換を兼ねた夕食会。
新たなネットワーク創出と交流の場として実施します。
会場:ケアセンターふらっと(世田谷ボランティア協会)
※シンポジウム終了後、会場から徒歩でご案内します。
22日(日)
会場 世田谷ボランティアセンター
9:00〜9:50 自由研究発表《会員公募》
発表希望者は参加申込書をご参照ください。
10:00〜12:30 分科会
【第1分科会】 「新しい学習指導要領の特色とボランティア学習のすすめ」
新学習指導要領では『生きる力』を継続、発展させるべく、その具体的な手立てを確立しようとする姿勢が出ています。OECDの『キー・コンピテンシー』は習得された知識の活用までが含まれます。義務教育段階の具体的方法を議論して考察していきましょう。
事例発表者 大門 恵子 氏(鹿沼市立北小学校教諭)、
渡邉 真知子 氏(北光クラブ代表)
野口 裕行 氏(東京女学館中高等学校教諭、歴史教育者協議会会員)
コメンテーター 池田 幸也 氏(常磐大学コミュニティ振興学部・教授)
コーディネーター 橋本 洋光 氏(東京女学館中高等学校教諭)
第2分科会
「高校生のための魅力あるボランティア学習メニューの開発と地域サポート」
都立高校では教科「奉仕」が必修化されて3年が経ち、さまざまな課題が見えてきています。今回は、まったく異なるアプローチで高校生のボランティア活動を推進する取り組みから、高校生にとっての魅力的なプログラムとは何か、また地域サポートのあり方について共に考えます。
事例発表者 佐野 光夫 氏(社団法人神奈川県青少年協会)
元高校生スタッフ(Friends 高校ボランティアセンター)
※交渉中(高等学校教諭)
中家由 紀子 氏(社会福祉法人世田谷ボランティア協会)
コメンテーター 臼井 孝 氏(NPO法人アドバイザーネットワーク神奈川)
コーディネーター 大河内 保雪 氏(社会福祉法人世田谷ボランティア協会)
【第3分科会】
「大学教育とコミュニティの融合によるボランティア学習推進の可能性を探る」
ボランティア学習あるいはサービスラーニング、又はフィールドワークという名称で、地域をキャンパスとした学習形態を取り込む例が増えてきています。なぜそうした形態が取られるのか、その教育目標と大学にとっての意義、学生にとっての意義、地域にとっての意義などを事例に則して考えます。
事例発表者 田村 和寿 氏(桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部教授)
青山 鉄兵 氏(桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部助教)
原田 多美子 氏(大阪経済大学経済学部教授)
コメンテーター 田中 人 氏(亜細亜大学・早稲田大学講師)
コーディネーター 栗田 充治 氏(亜細亜大学国際関係学部教授)
【第4分科会】
「生涯学習の推進と地域社会におけるボランティア学習の成果を生かす試み」
蓄積した知識や技術を生かして、学校支援や学習グループの支援、子育て支援、まちづくり等に関わっているボランティアの活動事例が多くみられる。地域の教育力の向上やコミュ二ティの再生に関わるボランティア活動の充実方策について考える。
事例発表者 諸井 寿夫 氏(狭山市学校支援ボランティアセンター事務局長)
志田 邦彦 氏(佐倉市民カレッジ中央公民館館長)
コメンテーター 木村 清一 氏(桐蔭横浜大学客員教授)
コーディネーター 齋藤 ゆか 氏(聖徳大学講師)
【第5分科会】
「熱く語ろう!学生の社会参画〜学びの機会としてのボランティア活動のス・ス・メ」
大学ボランティアセンターの利用を通して、学生がボランティア活動に参加する機会を得ることは、単に「ボランティア活動」に加わることにとどまりません。体験を通して社会課題に直面し、やがてそれを解決するために行動を起こし、社会に参画する「きっかけ」になる可能性を秘めています。社会を変える一歩として、ボランティア活動を通じた学生の社会参画をプロデュースしている大学やNPOの事例を紹介します。
事例発表者 小島 祥美 氏(愛知淑徳大学コミュニティ・コラボレーションセンター講師)
※交渉中(昭和女子大学・学生ボランティアコーディネーター)
今井 迪代 氏
(NPO法人市民社会創造ファンド・インターン、早稲田大学3年)
コメンテーター 興梠 寛 氏(昭和女子大学コミュニティサービスラーニングセンター長)
コーディネーター 島 弘行 氏
(SVnet=ボランティアをする学生を支援するネットワーク代表)
参加申し込み
11月14日(土)まで
参加申込書の必要事項を記入を大会事務局まで郵送・FAX又はメールでお送りください。
参加費は当日会場でお支払いください。

早期申込み割引!
10月20日(火)までにお申込み&お振込みいただくと参加費が割引となりますのでご活用ください。
【郵便振替口座名】日本ボランティア学習協会
【口座番号】00110 9 187792 

日本ボランティア学習協会会員のみなさま
理事会・定期総会をつぎのとおり行います。
11月21日(土)10時〜 理事会(昭和女子大学)
11月22日(日)13時半〜会員総会(世田谷ボランティアセンター)
※昼食¥1,000(カレー・ドリンク・デザート付)をご用意します。
【予約制】申込み書通信欄に<昼食希望>とご記入ください。

第12回日本ボランティア学習学会東京・世田谷大会 事務局
事務局 〒154-0002 東京都世田谷区下馬2-20-14
社会福祉法人世田谷ボランティア協会「フォーラム」係
電話 03-5712-5101
FAX 03-3410-3811
E-mail  info◆volunteer-learning.jp   ◆を@に変更してご送信下さい。
参加申込書
(Word 80KB)

このページトップへ




back numberご報告:
日本ボランティア学習学会第26回かながわ大会 2023年度
ポスト・コロナ期のボランティア学習への新たな可能性を探る〜社会と対話し主体性を育む深い学びとは〜
実施報告 | 開催案内

第25回日本ボランティア学習学会 島根大会 2022年度
地域共生社会のボランティア学習〜多世代がつながる地域づくり、人づくり〜
実施報告 | 開催案内

第24回日本ボランティア学習学会 オンライン 2021年度
ワークキャンプの100年、そして未来へ〜つながり、めざめ、わかちあう、新たなボランタリズムの可能性〜
実施報告 | 開催案内

第23回日本ボランティア学習学会 オンライン 2020年度
いま、私たちにできること 〜助け合いのなかで学ぶ時代へ〜
実施報告 | 開催案内

第22回日本ボランティア学習学会 旭川大会 2019年度
人がつなぐ、地域をつなぐボランティア学習
実施報告 | 開催案内

第21回日本ボランティア学習学会 新潟大会 2018年度
あなたが動けば世界は変わる。多世代で彩るボランティア学習。
実施報告 | 開催案内

第20回日本ボランティア学習学会 大分大会 2017年度
世界を見つめ、地域で輝く
実施報告 | 開催案内

第19回日本ボランティア学習学会 東京大会 2016年度
ボランティアでつながる地域・家庭・学校
実施報告 | 開催案内

第18回日本ボランティア学習学会 岐阜大会 2015年度
若者の学ぶ力とコミュニティ・デザイン
実施報告 | 開催案内

第17回日本ボランティア学習学会 宮崎大会 2014年度
未来をつくる若い世代を育むボランティア学習
実施報告 | 開催案内

第16回日本ボランティア学習学会in Tokyo 2013年度
グローバル社会に育む生きる力〜グローバル社会の学びとボランティア学習の可能性〜
実施報告 | 開催案内

第15回日本ボランティア学習学会 和歌山大会 2012年度
くらしが変わるボランティア学習
開催案内

第14回日本ボランティア学習学会 茨城・水戸大会 2011年度
市民が紡ぐ学びのかたち
開催案内

第13回全国ボランティア学習研究フォーラム 東京大会 2010年度
市民社会を築くボランティア学習
開催案内

第12回全国ボランティア学習研究フォーラム 東京・世田谷大会 2009年度
生きることの意味と社会の価値を探求するボランティア学習
開催案内

第11回全国ボランティア学習研究フォーラム 島根大会 2008年度
『学ぶ力』を育てるボランティア学習
開催案内

第10回全国ボランティア学習研究フォーラム 東京大会 2007年度
「変化」の時代のボランティア学習
実施報告 | 開催案内

第9回全国ボランティア学習研究フォーラム 2006年度

第8回全国ボランティア学習研究フォーラム 長崎・諫早大会 2005年度
自ら学ぶ力を育む
開催案内

第7回全国ボランティア学習研究フォーラム 京都・亀岡大会 2004年度
市民社会を築く学びヘ
開催案内

第6回全国ボランティア学習研究フォーラム 東京・武蔵野大会 2003年度
交響する学びの世界へ
実施報告 | 開催案内


このページトップへ



MAIL Copyright (C) 日本ボランティア学習協会 All Rights Reserved.