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日本ボランティア学習学会第26回かながわ大会 開催要項
日本ボランティア学習学会第26回かながわ大会のご案内
ポスト・コロナ期のボランティア学習への新たな可能性を探る
〜社会と対話し主体性を育む深い学びとは〜
1.大会趣旨
いま、ポスト・コロナ期における新たな学びの在り方が社会の課題となっています。
日本の子ども・若者たちは、他国と比べて、幸福度や自己肯定感、社会の主権者意識が低いと指摘されてきました。それは、子どもを育む大人社会の重要な課題であるといえます。
多様性と包摂性のある持続可能な社会を築くためには、一人一人が身近な地域社会からグローバル社会にまで関心を持ち、社会を構成する責任ある当事者として、自ら主体的に考え、共生社会づくりに参画することが大切です。
OECDは、2019年に「Learning Compass(学びの羅針盤)2030」を提案し、個人と集団の「ウェルビーイング Well-being」への方向性を示すとともに、子ども・若者自らが「学ぶエージェンシー (Student Agency)」となり自由な発想で社会を変革する提案を行うことの大切さを指摘しています。
そのためには、子ども・若者が自ら主体的に目標を設定し、社会と対話し、創意工夫した課題解決的な学びをすすめることが大切です。ボランティア学習は、学習者の主体的意思によるシティズンシップな学びへの視点を強く意識するとともに、共生社会の課題の解決のために実践し、そのプロセスで生じるジレンマを克服しながら社会づくりに参画する “主体的・対話的”な学びのメソッドです。
コロナ禍で進行した人と社会の「分断」を克服し、子ども・若者が責任ある社会人として育つために、家庭・地域・学校においてどのような学びをすすめていくのかを多様な視点から探究します。
2.主催および協力
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- (3) 実施主体
- 『日本ボランティア学習学会』第26回かながわ大会実行委員会
- (4) 後援(予定)
- 神奈川県教育委員会、厚木市教育委員会、厚木市社会福祉協議会、国立教育政策研究所
- (5) 開催日
- 2023年11月25日(土)09:30〜17:15 ※17:30〜19:00参加者交流会を予定
- (7) 運営方法
- 対面およびオンライン(参加お申し込みは11月23日まで)
― 開催要綱 ―
3.プログラム
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- 09:30
- (1)開会行事(開会の辞・会場校挨拶、プログラム説明、アレックディクソン賞表彰式)
- 10:00〜12:30
- (2)シンポジウム「社会と対話し主体性を育む深い学びとは」
「大学と地域を結ぶ探究型の学び」(齊藤ゆか氏:神奈川大学)
「若者と地域をつなぐNPOの可能性」(高城芳之氏:NPO法人アクションポート横浜)
「子ども・若者の心に寄り添う社会教育とは」(大畑伸幸氏:元島根県益田市ひとづくり推進監)
- 13:30〜14:30
- (3)自由研究発表(4会場)※会員の理論・実践研究発表を11月5日まで募集中
- 14:30〜16:30
- (4)テーマ別分科会
<分科会A>
「実践や研究の成果をシェアして語り合おう!〜学生ボランティアの可能性」
ファシリテーター:木下直子(桐蔭横浜大学)、アドバイザー:齊藤ゆか(神奈川大学)、立柳聡(福島県立医科大学)
<分科会B>
「子どもたちや若者が参画する地域づくりと社会教育〜大畑伸幸(元島根県益田市ひとづくり推進監)とさらに語り合おう〜(仮題)」
ファシリテーター:橋本洋光(亜細亜大学)、アドバイザー:大坪直子(全国体験活動ボランティア活動総合推進センター)
<分科会C>
「世界と対話し市民性を育むボランティア学習のすすめ方」
発表1「国際ボランティアワークキャンプ(ボラキャン)で高校生が学んだこと」
発表2「神奈川における外国人住民との共生社会づくりへの取り組み」
ファシリテーター:八木浩光(熊本市国際交流振興事業団)、アドバイザー:興梠寛(昭和女子大学)、中野充(新潟青陵大学)
- 16:30〜17:15
- (5)閉会式を兼ねたまとめの意見交換(参加者全員による意見交換を行う)
ファシリテーター:名賀亨(京都華頂大学・華頂短期大学)
4.大会参加費(交流会の会費は別です)
会員:1名500円、一般参加者:1名1,000円、ただし高校生・大学生は無料
5.参加申し込み方法
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- 参加申し込み方法
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*申し込みフォームに記入して送信してください。
*ホームページにアクセスできない場合は、協会事務局のメールアドレス michiharuk@mac.com 宛に、次の7項目をメール送信してください。
(1)氏名 (2)お住まいの都道府県と連絡先電話 (3)所属先(任意) (4)会員・非会員の別 (5)来場・オンライン参加の別 (6)参加する分科会<A、B、C>の別 (7) 交流会参加・不参加の別
- 申し込み期限
- 2023年11月23日(水・祝)まで。
- 参加費の振込先
- オンライン参加の方は次の振込口座宛に送金してください。その際「かながわ大会参加費」と振込用紙にご記入ください。来場される方については当日、会場受付でいただきます。
ゆうちょダイレクト(郵便振替)
口座名義:日本ボランティア学習協会
口座番号:00110-9-187792
参加費:会員は500円、非会員は1,000円、ただし、大学生以下は無料
- 自由研究発表申し込み
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申し込み期限は2023年11月5日(日)(協会事務局宛に。発表は会員のみ可能です)
メール申し込み先:michiharuk@mac.com ファクス申し込み先:03-3223-3737
「会員名、所属、発表テーマ」をお知らせください。発表・質疑合計時間は30分です。
- 参加者交流会申し込み
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大会終了後、学外で行います。参加費(5,000円を予定)は交流会会場でいただきます。
- *実施に当たり、安全上及び公衆衛生上の適切な措置を講じるものとする。
6.分科会A 大学生&大学院生のポスター発表者を募集します!
「実践や研究の成果をシェアして語り合おう!〜学生ボランティアの可能性」(15:30〜16:30 ポスターセッション)大学生&大学院生のポスター発表者を募集します!
皆さんが日頃取り組まれているボランティア活動の実践報告や、卒業研究などの成果を発表してみませんか?
同世代で集い、交流し、全国にボランティア仲間の輪を広げましょう♪
(当日は、論文作成に役立つ書籍や資料の展示・相談コーナー、情報コーナーも設置予定)
詳しくは
分科会A 大学生&大学院生のポスター発表者を募集します!【PDF】 をご確認ください。
7.会場案内
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- 住所
- 〒243-0018 神奈川県厚木市中町4-3-1
- アクセス
- 小田急線「本厚木駅」北口から駅前道路を西へ約300メートルで会場に到着
日本ボランティア学習学会 開催履歴
日本ボランティア学習学会第27回愛媛大会 2024年度
つなぐ・つながる・未来につなげる〜共に生きるコミュニティづくりを目指して〜
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日本ボランティア学習学会第26回かながわ大会 2023年度
ポスト・コロナ期のボランティア学習への新たな可能性を探る〜社会と対話し主体性を育む深い学びとは〜
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第25回日本ボランティア学習学会 島根大会 2022年度
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ワークキャンプの100年、そして未来へ〜つながり、めざめ、わかちあう、新たなボランタリズムの可能性〜
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第21回日本ボランティア学習学会 新潟大会 2018年度
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第20回日本ボランティア学習学会 大分大会 2017年度
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第17回日本ボランティア学習学会 宮崎大会 2014年度
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第16回日本ボランティア学習学会in Tokyo 2013年度
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第12回全国ボランティア学習研究フォーラム 東京・世田谷大会 2009年度
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第11回全国ボランティア学習研究フォーラム 島根大会 2008年度
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第10回全国ボランティア学習研究フォーラム 東京大会 2007年度
「変化」の時代のボランティア学習
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第9回全国ボランティア学習研究フォーラム 2006年度
第8回全国ボランティア学習研究フォーラム 長崎・諫早大会 2005年度
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第7回全国ボランティア学習研究フォーラム 京都・亀岡大会 2004年度
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第6回全国ボランティア学習研究フォーラム 東京・武蔵野大会 2003年度
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