我が国が世界に先駆けて迎えている人口減少・超高齢化社会において、『人口減少が地域経済の縮小を呼び、地域経済の縮小が人口減少を加速させる』ことが危惧されている。
一方、自分に自信が持てず、将来や人間関係に不安を感じている子どもたち。自分の可能性を信じ、生きることの意味を自覚するために、子どもたちにとって、他者や社会、自然や環境とのかかわりの中で学ぶことは、なくてはならない学習になっています。
子どもたちを地域で育み、地域に活かす〜コミュニティ課題解決のための多元的ネットワーキング“つながる”コミュニティをいかに育むかは、いま社会に課せられた重要な課題です。地域社会に培われた多彩な「経験知」を活かした「協働教育」の推進、行政・地縁社会・市民活動を結んだ災害に負けないまちづくりをすすめるための多元的な仕組みが必要です。
こうした現代的ニーズに応えたボランティア学習の推進を、多様な分野で活動をする実践者が集い議論を深め新たな可能性について探ります。
11月24日(土) 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部 |
12:00〜13:00 |
日本ボランティア学習協会理事会(1号館1302講義室) |
13:00〜13:30 |
大会参加受付(1号館1F入口青陵ホール前)
※1号館2Fプレゼンサークルにて学生活動展示など、にいがたのおもてなし
(茶菓提供) |
13:30〜13:50 |
開会行事 (1号館1F青陵ホール)
(1)主催者挨拶 興梠 寛 氏(日本ボランティア学習協会代表)
(2)会場校挨拶
(3)来賓挨拶 |
14:00〜15:20 |
基調講演 「地域での活動を通して学ぶ意義」(1号館1F青陵ホール)
興梠 寛 氏 (昭和女子大学コミュニティサービスラーニングセンター長、
日本ボランティア学習協会代表) |
15:30〜17:00 |
シンポジウム (1号館1F青陵ホール)
『ボランティア学習シンポジウム3.0
〜あなたが動けば世界は変わる。多世代で彩るボランティア学習。〜』
「ボランティア学習シンポジウム3.0?はいったい何?「3.0」には、産業界を中心とするいくつかの分野で、持続可能を志向する新たなステージに付された合言葉的な意味がある。地域社会に培われた多彩な「経験知」を活かした「協働教育」の推進、行政・地縁社会・市民活動を結んだ災害に負けないまちづくりをすすめるための多元的な仕組み。そして、現代的ニーズに応えた持続可能なボランティア学習の推進について議論を深め新たな可能性について探ります。」
パネリスト |
(1)茂木健太郎 氏/上越教育大学3年生
(2)及川未希生 氏/国立妙高青少年自然の家企画指導専門職付
(3)西尾 雄志 氏/近畿大学総合社会学部社会・マスメディア系専攻准教授 |
コーディネーター |
中野 充 氏/新潟青陵大学ボランティアセンター長 |
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17:00〜17:30 |
『アレックディクソン賞』授賞式(1号館1F青陵ホール) |
17:30〜19:00 |
ネットワーク交流会T(茶話会)(1号館2Fプレゼンサークル) ※無料 |
19:30〜21:30 |
ネットワーク交流会U(オプショナル)
会費:5,500円 ※大学からバス送迎あり
会場:海老の髭(新潟市中央区古町通八番町1433-2 TEL 025-210-8507)
http://www.yonekura-group.jp/shop/ebinohige/
※学生の皆さんについては、宿泊施設、新潟市芸術創造村・国際青少年センター“ゆいぽーと”にて別プログラムを予定。
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11月25日(日) 新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部 |
9:00〜10:30 |
研究発表会(1号館1F青陵ホール)
〇会員自由研究発表
・ポスターセッション
※1号館2Fプレゼンサークルにて学生活動展示など、にいがたのおもてなし (茶菓提供) |
10:30〜12:30 |
分科会(1号館アクティブ講義室1204、1205、1206)
第1分科会
地域・行政・学校の連携 〜地域で育み、地域に活かす〜
「新潟青陵大学×新潟県立大学 そらいろ子ども食堂」の取り組みから
子どもたちに温かい食事とだんらんを提供し、地域を巻き込んだ居場所づくりと学習支援を学生が主体となって実施している取り組み。コミュニティ課題解決のために多様な人々との参画、そして持続可能な活動の展開について議論していきます。
シンポジスト |
地域、行政、大学生を予定しています。 |
コーディネーター |
藤瀬 竜子 氏/新潟青陵大学ボランティアセンター副センター長 |
第2分科会 中学生・高校生・大学生の学びが地域にもたらすもの
生徒や学生が主体となって実施するボランティア活動は、地域社会への貢献という「地域のために」から、地域社会との協働の中で、未来を担う世代の市民としての成熟を共に担う、という「地域とともに」へという視点へシフトしている。
その中で、生徒や学生は何を学んでいるのか?など、事例とともにボランティア学習を検討していきます。
シンポジスト |
八木 浩光 氏/熊本市国際交流振興事業団事務局長
高島 弘行 氏/日本ボランティア学習協会理事
磯田 浩司 氏/特定非営利活動法人good!代表 |
コーディネーター |
高見 大介 氏/日本文理大学人間力育成センター長 |
第3分科会 (学生分科会) 活動実践から拡がるボランティアの可能性と未来
学生ボランティアで大事なことは、グローバル社会を広く学び、その学びと普段の生活を関連づける力を磨き、異なる事に敬意を払いながらも、自分たちの伝統的な知恵や文化を大切にしながら行動することである。
これまでの活動を振り返り、自分と向き合い、ボランティアのやりがいや魅力の再発見。これらの未来の持続可能性について、学生の視点で議論していきます。
シンポジスト |
大学生を予定しています。 |
コーディネーター |
都築 則彦 氏/千葉大学大学院、学生団体おりがみ代表 |
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12:45〜14:00 |
日本ボランティア学習協会会員総会(1号館1302講義室) お弁当1,000円(お茶付き)は参加申し込み時に予約を受け付けます。 |
その他 |
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- プログラムや講師等につきましては、予告なく変更されることをあらかじめご了承ください。
- 申し込みの際の個人情報は、本協会規定に基づき管理し、本「第21回日本ボランティア学習学会」に関する情報提供、事業運営、当協会の広報の目的以外には使用しません。
- 記録の為に撮影した写真をHP、報告書、広報等に使用する場合があります。あらかじめご了承ください。
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