世界的な課題に取り組む活動、地域の問題に取り組む活動の双方は多くの経験をもとに進化を続けています。この両者の進化発展をとらえ、「我々は今何を学び、行動しなければならないのか?」と問われると、Think Globally,Act Locallyの考え方をもってしてその関連性を明らかにし、接続していかなければなりません。
活動の実行者としての「学校・社会教育施設・非営利組織・ボランティア・市民活動センター・学生」の事例をもとに、各分科会で議論を深め新たな可能性について探ります。
第一部オープニングシンポジウムでは、「ボランティア学習”多事争論”〜もっと自由に、もっと多彩に〜」と題し議論をスタートします。
11月18日(土) |
12:00〜13:00 |
日本ボランティア学習協会 理事会(22号館2222教室) |
13:00〜13:30 |
大会参加受付(22号館1階入口) |
13:30〜14:30 |
開会行事(22号館2212教室)
・歓迎の演舞 日本文理大学沖縄県人会
・開催校の挨拶 日本文理大学 学長 菅 貞淑
・アレックディクソン賞授賞式 |
14:45〜16:45 |
シンポジウム (22号館2212教室)
「ボランティア学習”多事争論”〜もっと自由に、もっと多彩に〜」
IT技術の発展により情報化社会といわれる現在では、マスメディアの発信のならず個々人の情報発信も比較的容易に可能である。デジタルなディバイスの有効活用も謙虚に受け止めながら、今こそ膝を突き合わせたアナログな議論の必要性と将来性を大分県出身の教育者、福沢諭吉の言葉とされる「多事争論」をキーワードに議論を深める。
パネリスト |
原田啓介 氏/日田市長
金刺 潤平 氏/浮浪雲工房・代表
興梠 寛 氏/昭和女子大学 サービスラーニングセンター長 |
コーディネーター |
高見 大介 氏/日本文理大学 人間力育成センター長 |
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16:55〜17:55 |
研究発表会(22号館2212教室)
(1)課題研究発表
(2)会員自由研究発表
(10月31日(火)までに大会事務局宛に申込) |
18:10〜19:40 |
ネットワーク交流会(25号館9階アゴラ)
別途交流会費が3,000円必要です。 |
11月19日(日) |
10:00〜12:00 |
分科会
第1分科会
地域・行政・学校の連携〜地域で育み、地域に活かす〜
(18号館4階18A41教室)
◎地域で育み、地域に活かす〜コミュニティ課題解決のための多元的ネットワーキング“つながる”コミュニティをいかに育むかは、いま社会に課せられた重要な課題だ。多様な人びとの参画による福祉ネットワークづくりをはじめ、地域ぐるみの子育て支援のしくみづくり、地域社会に培われた多彩な「経験知」を活かした『協働教育』の推進、行政・地縁社会・市民活動を結んだ災害に負けないまちづくりをすすめるために、課題解決のための多元的なネットワーキングの構築が求められている。そうした現代的ニーズに応えたボランティア学習の推進と指導者の役割について協議する。
事例発表 |
仙波 英徳 氏/えひめ子どもチャレンジ推進機構事務局長
大坪 直子 氏/元神奈川県立鎌倉高等学校教諭
興 梠寛 氏/昭和女子大学
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ファシリテーター |
島 弘行 氏/日本ボランティア学習協会理事 |
第2分科会
〜高校生・大学生の地域での学び・地域にもたらすもの〜
(18号館5階18A52教室)
◎学生の地域での活動を通した学びとはどのようなものなのか、そしてそれはいかにして可能か、さらにその効果と意義とは何か。この問いに関して、本分科会では、「ワークキャンプ」「地域福祉」「社会課題に対する感度」「課題解決力と現場力」「振り返り」「ボランティアコーディネーター」などをキーワードに、事例をもとに検討します。
事例発表 |
中野 充 氏/新潟青陵大学
名賀 亨 氏/華頂短期大学
西尾 雄志 氏/近畿大学 |
ファシリテーター |
齊藤 ゆか 氏/神奈川大学 |
第3分科会
〜学生のグローカルな活動実践から拡がるボランティアの可能性と未来〜
(18号館4階18A42教室)
◎国内外の学生活動と学びを報告者の事例をもとに考え、新たな活動や学びに繋げます。また一般参加者それぞれの活動の経験を織り交ぜながら、強みをシェアし失敗や課題を解決するための化学反応を促します。これから活動をしたい学生、これまで活動をしてきた学生それぞれに学びの多い大学生のための分科会です。
コメンテーター |
八木 浩光 氏/熊本市国際交流振興事業団 事務局長 |
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12:15〜13:30 |
日本ボランティア学習協会 会員総会
(18号館4階18A42教室)
お弁当1,000円(お茶付)は参加申し込み時に予約を受け付けます。 |